【重力】

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2009年 11月 15日

アルタナ連続クエスト(2)

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11/10VUで追加されたアルタナ連続クエストをめぐる感想、前回記事の続きです。
記憶違い・事実誤認・理解不足などにより的外れな解釈をしているかもしれません。
ご指摘・ご意見などございましたらコメントいただければ幸いです。
 
 
 
※以下、物語上のネタバレ全開です。むしろネタバレしか書いてません。未クリアのひとは要注意です。




 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
● ウィンダス編(続き)

さて今回はロベルアクベルの「正体」のほかに、もうひとつおおきな謎が解き明かされました。
オスラことレコ・ハボッカの「正体」です。

クエスト「光の記憶」の最後でスカリーGの言葉を聞いたペリィ・ヴァシャイが
  「そうか……思い出したぞ。レコ……レコ・ハボッカ! 10年前の、あの、彼女の息子か!」
と言う場面があります。
10年前といえば現代から30年前であり、ちょうど三カ国合同調査隊が組織され、北方に派遣されたころに該当します(ちなみにこの合同調査隊、バストゥークの発案で実行に移され、ラオグリムが隊長を務めました)。
さらに、クエスト「星月、その姿は」でペリィ・ヴァシャイがレコから「光の弓」を取り上げた時に口にする、
  「それに、お前が、母の罪を背負う必要はないとアタシは思うよ」
というセリフからも、レコ・ハボッカはヨー・ラブンタの息子ということで間違いなさそうです。
(前回も書きましたが、ヨー・ラブンタは30年前の三カ国合同調査隊に参加し、帰国後「光の弓」を作った人物です。)

スカリーGによって語られていたレコの「罪」とはヨー・ラブンタの犯した「罪」であり、彼女の急死によって償われずに残されたその「罪」を息子が背負わされているらしいことが、今回ようやくわかったわけです。
「光の弓」について、レコが
  「光の弓。またこの目で見ることがあろうとは……」
  「僕には、この弓を始末する責任がある」
  「ただ、この弓にはちょっと縁があってね。放っとくわけにはいかないんだ」
と語るのも、それを作ったのが母親なのだとすれば、充分納得がいきます。
そしてヨー・ラブンタの手によって封印され、誰も使えないはずの「光の弓」にレコが矢をつがえることができたのも、おそらくは封印者の息子である彼には封印のとき方がわかっていた、ということなのでしょう。
(一瞬ですが、ピンッ!という音で封印が解かれたような描写もありました。)

しかし、これでレコにまつわるすべての謎が解明されたわけではありません。
というのも、以前のクエストでスカリーGが語っていた言葉によれば、レコは彼女自身の手によって、誰にも知られることなく、氷湖に沈められたはずだ、というのです。
また、以前のレコのロベルアクベルに対する発言で、冒険者を指して「僕らの仲間」と呼び、暗に自分もまたこの時代の人ではないことを口にしたこともあったと記憶しています。

つまりどういうことか、考えられるのは以下の3通りの可能性です。

1.クエストに出てくる「レコ・ハボッカ」はレコ本人ではなく、別の誰かがなりすましている(本物のレコはスカリーGの手で殺された)。

2.クエストに出てくる「レコ・ハボッカ」は未来のレコ本人。レコは誰か別のミスラを身代わりにして罪狩りの手を逃れ(もしくはスカリーGの勘違いで別のミスラが身代わりとなり)、そのまま生きながらえたが、今回未来から水晶大戦の時代にやってきた。

3.クエストに出てくる「レコ・ハボッカ」は水晶大戦時よりさらに過去のレコ本人。自分がスカリーGの手にかかる前に、未来へと逃れてきた。

一番可能性があるのは2.でしょうか。
「ロベルアクベル」と同じパターンなら1.ですが、ロベルと違ってレコはウィンダスにもともといた人ではありませんし、レコの名を騙ることには何のメリットもありません。
(逆に「罪狩り」に終われる羽目になりますから、むしろデメリットのほうが大きいはずです。)
3.の可能性も否定はできませんが、その場合レコはこの時代での目的を果たした後、もとの時代に戻ってわざわざスカリーGの手で殺されることを選ぶことになります。
戦争が終わったらスカリーGに処刑されてもよい、という言葉も口にしていましたから、その可能性もなくはないですが、他方で押しつけられた「罪」にあらがう姿勢も見せていますし、この説明はいささか無理がありそうです。
もっともここでもスカリーGが別のミスラをレコと間違えて湖に沈めた可能性も充分ありますが、レコがウィンダス連邦においてそれなりの地位を獲得しているのも、「ロベルアクベル」の右腕となって活躍しているのも、未来から来たことによるメリットを活かしているのだと思われますから、やはり2.ということになるのでしょうね。

ではレコはどちらの未来から来ているのか。
「どちらの」という言い方をしたのは、前回追加されたアルタナミッションのほうの世界観、水晶大戦のさなかに分岐したふたつの「未来」があり、一方は冒険者とリリゼットが所属する「未来」、他方はレディ・リリスがそこからやってきた「未来」であって、ふたつの「未来」が存亡を賭けてアルタナ世界で争っている、という物語設定を、少なくともウィンダスの連続クエストでは前提にしている可能性が大いにあるからです。
「ロベルアクベル」の存在以外にも、クエスト「星月、その姿は」でレコが口にする「あちらの未来」「もうひとつの未来」という言葉から、そのことは充分裏付けられると思います。

さて、レコは「光の弓」がウィンダスに対して果たす役割についてわりと無防備な発言をしますし、「光の弓」がペリィの手に渡ったときも格別意味あり気な反応を示していませんでした。
もちろん確信犯的に歴史を導いている可能性もあるわけですが、これは素直に、レディ・リリスのほうの未来(「ロベルアクベル」がいた未来、冒険者が所属している未来とは違う未来)から来ていると考えるべきなのでしょう。
これなら「ロベルアクベル」と親しい理由にも説明がつきそうですし、ペリィと「光の弓」についてもネヴ・シウ親子のたどる運命についても知識がないということも、それであれば充分理解できます。

しかしまだ疑問は尽きません。
たとえば、冒険者の前にいるレコが未来のレコなのであれば、(過去世界の)現時点のレコもまた、どこかにいるはずなのですが、いったいどこにいるのか。そしてこの先物語にかかわってくるのかこないのか。

レコの真の意図も、明確とは言えません。
クエスト「淑女たちの饗宴」だったと思いますが、レコがこんなことを言っていました。
  「よく見ておけ。あるいは、音に聞け。すべてのミスラの同胞たち。
  お前たちがその存在を罪と呼び、忌みし者が、この世界で何を成すかを……」
「罪人」として「罪狩り」に命を狙われている自分が歴史を変える役回りを演じることで彼らを見返したいという気持ち、それが彼が未来からやってきた理由のすべてなのでしょうか。
いやそれも充分すぎる理由と言えるのかもしれませんが、「ロベルアクベル」がそうであったように、過去世界における自分の行動に後悔があったからこそ、それをやり直したいという強い思いがあって、過去へとやってきているのではないでしょうか。
(もしくは水晶大戦当時、無力な少年でしかなかったためになにもすることができなかったということへの「後悔」が、成人となった彼を過去世界へとやって来させた動機なのでしょうか。いやしかしそれではスカリーGがレコをレコと認識できなかったはずですよね…。)

つまるところ、次回はこの時制のレコが出てくるのではないか、というのがわたしの予測です。
逆にそうならないと、レコの物語がうまく昇華しない気がします。
もしくは、母親と自分の運命を狂わせた30年前の調査隊に関わる何事かを正したいということなのでしょうか。
30年前の調査で事故死を遂げたラオグリムが「闇の王」となって復活し、その「闇の王」によって組織された獣人軍が人間たちに宣戦布告することで水晶大戦が始まったわけですから、ヨー・レコ親子の運命も水晶大戦そのものも、すべて30年前の北方調査に起因するわけです。
もしかするとレコは、その根本原因へと迫ろうとしているのかもしれません。
でもそれだと次回で完結できそうもありませんよね…(笑)

ちなみに「闇の王」を倒したのはフォルカーとされており、わたしはアルタナミッションでは次あたりに「闇の王」が登場するのではないかと(いやむしろ登場すべきだと)思っているのですが、ウィンクエ・アルタナミッション・バスクエまでつながる展開が、次のミッション以降で一気に開かれるんじゃないかとも予想しているわけです。
現時点ではあくまで別々の物語として進行しているミッションと三国連続クエが、ここへきてすべてひとつの点で結ばれる、というようなウルトラCな展開、ありそうじゃないですか?
そうなれば俄然盛り上がりますよねっ!

というのはいささか話を大きくしすぎですが、それはともかく、次回のウィンダス連続クエストは
・オズトロヤ決戦とペリィ・ヴァシャイの運命
・レコの真の目的
の2点に注目したいと思います。
この高いクオリティを維持しつつ、連続クエスト完結編にふさわしい物語が、できるだけ早くわたしたちのもとに届けられることを、心から楽しみにしています。

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(12/4追記)
昨日フレから、アルタナ世界で活躍している「レコ・ハボッカ」はレコ本人ではないのではないか(別人がレコになりすましているのではないか)という指摘を受けました。
(以下、少々紛らわしいですが本物のレコ・ハボッカについてはカギカッコなし、アルタナ世界で冒険者の前に姿を現す「レコ・ハボッカ」はカギカッコつきで表記します。)
確かに以下の2点から考えて、「レコ・ハボッカ」は本物のレコではないという解釈のほうが自然な気がしてきました。

● 未来からやって来たにしては「レコ」は若すぎるように見える
● スカリーGの証言(レコを自分自身の手で氷湖に沈めたこと)は無視できない(身代わり説or間違い説も説得力に欠ける)

では「レコ・ハボッカ」を名乗るミスラの正体は誰なのでしょうか。
火の部族の族長ネヴ・ベフラティと「罪狩り」スカリーGはレコ・ハボッカと面識があると考えるのが妥当であり、そのふたりが「レコ」をレコとして(いったんは)受け入れているように見えるわけですから(もちろんスカリーGは疑っているわけですが)、「レコ・ハボッカ」の容姿はレコ本人と非常によく似ており、年恰好もレコ本人が生きていれば同じぐらいに見えるらしいことが推測されます。
また「光の弓」についての発言から考えて、「レコ」自身もまたヨー・ラブンタとなんらかのつながりがある人物と言えそうです。
さらに「レコ・ハボッカ」が未来からやってきたであろうことを考え合わせれば、この「レコ・ハボッカ」は本物のレコの息子、ヨー・ラブンタの孫という可能性が有力かもしれません。
つまり、本物のレコがスカリーGの手にかかる前に子どもをもうけていて、その子が父親と瓜二つの青年に成長し、未来から水晶大戦の時代にやってきている、という説です。

わたしの最初の推理では、別人がレコの名を騙ることにはメリットがない(むしろ「罪人」として追われるというデメリットが生じる)という理由でこの可能性を排除してしまったのですが、もし「レコ・ハボッカ」を名乗る人物が本物のレコの息子だとすると、祖母の「罪」を無理矢理に背負わされて殺された父親の名をあえて名乗ることで、「罪狩り」や本国のミスラたちを挑発することが目的なのかもしれません。
お前たちが殺したつもりになっているレコ・ハボッカは、ここにこうして生きているぞ、と…。
あるいはただ単に、本名を名乗った場合にアルタナ世界のどこかにいるはずの少年時代の自分自身に危害や災厄が降りかかる可能性があるため、それをあらかじめ回避する目的なのかもしれません。

思えば、以前のクエスト「勃発、ミスラ大戦」において「レコ」がスカリーGと対面する場面で、「レコ」は放たれた「王の涙虫」を小刀で打ち落としてしまうわけですが、あれも自分の背負う「罪」を悟られないようにするためではなく、逆に「罪」を背負っていないことを知られないようにするため、すなわち本物のレコでないことを見破られないようにするために、行ったことなのかもしれません。
(ミスラ世界の「罪」の設定がどうなっているか詳しくないのですが、本物のレコ・ハボッカが死をもって償ったのであれば、その息子は「罪」を背負っていないとも考えられます。)

うーん、この解釈以外あり得ない気がしてきました(笑)

「どちらの未来からやってきたのか」についても、フレからは必ずしもわたしの推理どおりとはいえないのではないかと指摘されました。
ペリィと「光の弓」についてもネヴ・シウ親子の運命についても「レコ」は知らないように見えることから、わたしは彼がレディ・リリスの未来から来たのではないかと推測していたのですが、言われてみれば確かにフレの指摘通りで、彼がもし「冒険者の未来」からやってきていて、「冒険者の未来」を実現するために動いているとするなら、歴史を変えないためにあえて知らない振りをしつつ誘導している、という可能性も十分ありますよね。
知らないように見えることは必ずしも証拠にはならないということです。
これについては、ですのでどちらの可能性も残っているということになりますかねぇ。

「レディ・リリスの未来」からやって来たとするなら「ロベルアクベル」と知り合いであることの説明はつくのですが、逆にその場合、自分自身が属していた未来を消滅させてまでも「冒険者の未来」に加担する理由とは何なのでしょうか。
父親の名を名乗る自分が未来を正しい方向に導くことで、祖母と父の汚名をそそぐことができるはずだ、そのためなら自らの命を捨ててもかまわない、という強烈な決意があるのかもしれません。
でもひょっとすると、「レディ・リリスの未来」の自分が消滅しても「冒険者の未来」における自分自身は残るのですから、それほど悲壮な決意をもって事に臨んでいるわけでもないのかもしれません。

なんにせよ、次回は「レコ」の正体と真の目的をめぐる謎が焦点になることは間違いないでしょう。
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by snddst | 2009-11-15 00:00 | ミッション・クエスト


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